ヴィヨン全詩集

出版时间：1965-5-16  出版社：岩波書店  译者：鈴木 信太郎  
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内容概要

フランス最初の近代詩人ヴィヨン（一四三一／二―六三以後）．百年戦争の混乱の中に生まれ，パリ大学を卒業，殺人，盗み，放浪の生活を送り，その間幾度か王侯宮廷の詩宴に列し，幾度か牢獄に繋がれ，ついに死刑の宣告を受け，のち赦されて行方不明となった．その詩は奔放な情熱と自由を漲らせ，五百年後の今日なお読者を感動にひたらせる．

书籍目录

序
ヴィヨンの生涯とその環境とに関する我々の認識の典據（リュシアン・フウレー）
ヴィヨン略年譜（リュシアン・フウレーに據る）
フランソア・ヴィヨン形見の歌
１ ― 40
ヴィヨン遺言詩集
１ ― 41
疇昔の美姫の賦
疇昔の王侯貴人の賦
法朗西古語の歌
42 ― 46
兜屋小町長恨歌（47 ― 56）
兜屋小町が春を賣る娘に與へる
57 ― 64
二重バラッド
65 ― 69
聖母マリアに祈るための賦
90 ― 93
戀人に與ふる賦
94
ロンドオ
95 ― 125
歌念佛
126 ― 139
ロベール・デストゥートヴィーユのための賦
140 ― 141
嫉んで中傷する舌の賦
142 ― 143
フラン・ゴンチエ反駁の歌
144
巴里女のバラッド
145 ― 150
でつぷりマルゴーの賦
151 ― 158
教訓のバラッド
159― 166
シャンソン
167 ― 177
墓碑銘（178）竝びにヴェルセー
179 ― 186
容赦嘆願賦
他のバラッド
雑詩篇
一　勧告のバラッド
二　諺のバラッド
三　零細卑近事のバラッド
四　逆説のバラッド
五　フランスの敵に對する歌
六　ロンドオ
七　マリー・ドレアン姫に獻詠の賦
九　手紙の詩
十　ブウルボン太公に懇願の賦
十一　ヴィヨンの心と肉體と諍論の歌
十二　問題歌〔運命のバラッド〕
十三　四行詩
十四　ヴィヨン墓碑銘
十五　法廷禮賛の賦〔最高裁判所に嘆願の賦〕
十六　獄吏に反問する歌〔上訴のバラッド〕
『ヴィヨン全詩集』後註
人名索引
後記　私のヴィヨン