小津安二郎名作映画集10+10 〈第6巻〉 彼岸花

出版时间:2011-5  出版社:小学館  作者:山内静夫  

内容概要

映画「彼岸花」「東京の合唱」
「彼岸花」(昭和33年)は、結婚を控えた娘(有馬稲子)をもつ父親(佐分利信)のゆれる愛情を描いた、小津の初のカラー作品。小津は、この作品について「矛盾をもった人間の在り方を描く」と語っています。
その言葉通り、佐分利信が演じる父親は、友人の娘の結婚話には理解を示すのに、自分の娘の話となると実に頑固。人気女優の山本富士子や、田中絹代、浪花千栄子らベテラン俳優陣との味わい深い掛け合いも見どころです。
「東京の合唱」(昭和6年)は、サイレント映画。会社をクビになった男(岡田時彦)が再起へ向かうまでの物語です。当時7歳の高峰秀子が出演していて、名優の片鱗を見せています。
解説本には、高峰秀子が生前、小津を活写した名エッセイを特別採録。また、映画監督・崔洋一が、小津映画の見どころを語ります。

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