マグダラのマリア

出版时间:2005/01  出版社:中央公論新社  作者:岡田 温司  
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内容概要

聖母マリアやエヴァと並んで、マグダラのマリアは、西洋世界で最もポピュラーな女性である。娼婦であった彼女は、悔悛して、キリストの磔刑、埋葬、復活に立ち会い、「使徒のなかの使徒」と呼ばれた。両極端ともいえる体験をもつため、その後の芸術表現において、多様な解釈や表象を与えられてきた。貞節にして淫ら、美しくてしかも神聖な、“娼婦=聖女”が辿った数奇な運命を芸術作品から読み解く。図像資料多数収載。

作者简介

岡田 温司(おかだ あつし、1954年12月 - )は、日本の西洋美術史の研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
【受賞歴】
ピーコ・デッラ・ミランドラ賞
(ロベルト・ロンギ著『芸術論叢2』の翻訳により)
第13回吉田秀和賞 2003年
(20世紀前半に活動したイタリアの画家ジョルジョ・モランディについて書かれた『モランディとその時代』により)
【著書】
『もうひとつのルネサンス』人文書院 1994年 ISBN 9784409100028
『ルネサンスの美人論』人文書院 1997年 ISBN 9784409100073
『ミメーシスを超えて――美術史の無意識を問う』勁草書房 2000年 ISBN 9784326851669
『モランディとその時代』人文書院 2003年 ISBN 9784409100196
『マグダラのマリア――エロスとアガペーの聖女』中公新書 2005年 ISBN 9784121017819
『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』平凡社 2006年 ISBN 9784582702613
『処女懐胎──描かれた「奇跡」と「聖家族」』中公新書 2007年 ISBN 9784121018793
イタリア現代思想への招待 講談社選書メチエ、2008
フロイトのイタリア-旅・芸術・精神分析 平凡社、2008
肖像のエニグマ ― 新たなイメ-ジ論に向けて 岩波書店、2008
【翻訳】
ロベルト・ロンギ(w:Roberto Longhi)『芸術論叢2』 中央公論美術出版 1999年 ISBN 9784805503713
エルンスト・ゴンブリッチ『規範と形式―ルネサンス美術研究』(水野千依共訳) 中央公論美術出版 1999年 ISBN 9784805503478
ミシェル・テヴォー(fr:Michel Thévoz)『不実なる鏡―絵画・ラカン・精神病』(青山勝共訳) 人文書院 1999年 ISBN 9784409100127
マリオ・ペルニオーラ『エニグマ―エジプト・バロック・千年終末』(金井直共訳) ありな書房 1999年 ISBN 9784756699572
ヴィクトル・ストイキツァ(Victor Stoichita)『絵画の自意識―初期近代におけるタブローの誕生』(松原知生共訳) ありな書房 2001年 ISBN 9784756601698
ツヴェタン・トドロフ『個の礼讃―ルネサンス期フランドルの肖像画』(大塚直子共訳) 白水社 2002年 ISBN 9784560038895
ジョルジョ・アガンベン『中味のない人間]』(岡部宗吉・多賀健太郎共訳) 人文書院 2002年 ISBN 9784409030691
アレッサンドロ・コンティ(Alessandro Conti)『修復の鑑―交差する美学と歴史と思想』(喜多村明里・水野千依・金井直・松原知生共訳) ありな書房 2002年 ISBN 9784756602763
アビ・ヴァールブルク『フィレンツェ市民文化における古典世界』(上村清雄・伊藤博明共訳) ありな書房 2004年 ISBN 9784756604838
ジャン=リュック・ナンシー(en:Jean-Luc Nancy)『肖像の眼差し』(長友文史共訳) 人文書院 2004年 ISBN 9784409030714
ジョルジョ・アガンベン『開かれ―人間と動物』(多賀健太郎共訳) 平凡社 2004年 ISBN 9784582702491
アビ・ヴァールブルク『フィレンツェ文化とフランドル文化の交流』(伊藤博明・加藤哲弘共訳) ありな書房 2005年 ISBN 9784756605869
ジョナサン・クレーリー(Jonathan Crary)『知覚の宙吊り―注意、スペクタクル、近代文化』(石谷治寛・大木美智子・橋本梓共訳) 平凡社 2005年 ISBN 9784582702576

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