もう一つの劇画世界

出版时间：1973年7月15日  出版社：ブロンズ社  作者：宮谷一彦  
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内容概要

宮谷一彦（みやや　かずひこ）という劇画作家を知っている人は、現在50代後半から60代の方だろうか。1970年代当時超絶的に緻密なタッチの絵と、過激な内容のテーマで一世を風靡した劇画作家だったが、その絵の緻密さやテーマからは量産をする作家ではなく、作品もあまり多くは発表されていません。
今回出品の商品は昭和48年（1973年）に発売された単行本で、1972～73年にプレイコミック誌に掲載された宮谷一彦の以下の短編集が収められています。
■目次■
1：トーキョーよいとこ一度は……
2：黄昏ドンキホーテ
3：水鳥の浮かぶ哀し
4：地を這う双子座（ジェミニ）
5：嘆きの仮面ライター
6：ロック互重死
7：気怠い旅立ち
8：迷彩の鳩
9：サンディドライバー
10：イカルスの罠
11：残された者達
宮谷一彦を知らない若い世代にも、宮谷一彦の緻密な絵の描写とストーリーを見て読んで体験してもらいたいと思う一冊です。ぜひこの機会に。