中国建築史の研究

出版时间：1989-7  出版社：弘文堂  作者：田中　淡  
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内容概要

「絶学」状況に終止符を打つ力作
戦後における中国建築史学の停滞＝「絶学」状況は、何よりもまず遺構調査中心の研究方法の限界を物語るものでもあった。
文献や図像資料の精緻な考証、考古学の成果の積極的採用によって壁を乗り越え、中国史学総体をも裨益する雄篇。

书籍目录

第一篇　先秦時代宮室建築序説
第一章　『考工記』匠人営国とその解釈
第二章　先秦時代建築の構造
第三章　干闌式建築
第二篇　周原建築遺址の解釈
第一章　遺址の概況
第二章　平面配置と建物の制度
第三章　建築構造とその復元の問題点
第四章　附論－鳳翔馬家荘一号建築遺址について
第三篇　隋朝建築家の設計と考証
第一章　隋朝の建設工程
第二章　工部尚書宇文ガイの設計主宰
第三章　建築史家宇文ガイ
第四章　隋代建築家群像
第四篇　中国壁画墓の建築図と唐代初期の建築様式
第一章　漢・六朝の壁画墓とその建築図
第二章　隋唐時代の壁画墓とその構成
第三章　唐代壁画墓の建築図
第四章　唐代初期の建築様式・技法の二、三の特徴
第五篇　中国建築とセン
第一章　中国古代の煉瓦
第二章　漢代のセン墓
第三章　東と西のアーチ構造
第四章　セン塔と無梁殿
第五章　センの種類と製法
第六章　センの用途と工法
第六篇　日本中世新様式建築における構造の改革
第一章　中世新様式の出現とその時期
第二章　中世新様式における構造の改革
第三章　貫および挿肘木
第四章　詰組と遊離尾垂木
第五章　内部架構の特色について