書の風景[書と人と中国と]

出版社:二玄社  作者:河田悌一  

内容概要

万事如意──書は人なり
真贋不明──惜しかった呉昌碩の短冊
桜花爛漫──本居宣長、橘曙覧など国学者の字
江南楼閣──中国を旅して描いた雪舟
梅雨有情──杜甫と李白に寄せて
西湖蘇堤──東坡肉と土用の鰻
出藍之誉──梧竹と茂吉
難得糊塗──鄭板橋のモダニズム
文革烈風──毛沢東の好んだ懐素
水郷紹興──士大夫の伝統を受け継ぐ魯迅の書
剛直之人──顔真卿の書とその生涯
烈士暮年──河上肇が愛した陸游
風流天子──徽宗の書のモダンさ
魂力沈勇──余人の追従を許さぬ金農の隷書
沈着痛快──専門家の本芸だった米の書
老拙枯淡──傅山の自筆原稿
晩節不善──逞しく生きる王鐸の書
不遇之人──上品で嫌味のない孫過庭の書
自立成家──死ぬまで努力をつづけた斉白石
天馬行空──徐悲鴻の馬の絵と書
博学多才──趙孟の愛情あふれる手紙
古今冠絶──文化、芸術の擁護者・乾隆帝
神気逼人──玄宗皇帝の人間らしい素直な書
ほか全60篇+講演「中国の文化と儒教」

图书封面

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