封建制の文明史観

出版时间:2008-11-15  出版社:PHP研究所  作者:今谷明  
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内容概要

封建制は民主制の反対概念として、悪しきものの形容詞にされてきた。
しかし、歴史学的に検証すれば正しい評価といえるのだろうか? 十三世紀、
蒙古軍の侵略をはね返した日本、西欧、エジプトの三地域では、いずれも封建制が
確立していた。中国やペルシアなど、官僚制が行き渡っていた領域、あるいは
東欧のように建国ほどなく封建制も緒についていない地域は、たやすく蒙古軍に
踏み破られたのだ。また、ルネッサンスや産業資本主義も、極東、西欧、中東という、
モンゴルの影響を逃れた地域から発展している。私たちは、封建制なる事象を
どう考えてゆけばよいのか。
本書では「封建」の歴史的経緯や語源をたどりながら、福沢諭吉、梅棹忠夫、網野善彦、
ウィットフォーゲルなどの学説を丹念に検証。第二次大戦後、日本の敗戦は
前近代の封建制が充分に克服されていなかったとする進歩的文化人の見解に
異議を申し立て、歴史遺産としての封建制に光をあてた真摯な論考である。

作者简介

今谷 明(いまたに あきら、 1942年9月29日 - )は、日本の歴史学者。帝京大学文学部特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は日本中世史。京都市出身。
官僚を経験した後に歴史学者に転じた。戦国時代における天皇の権威が、従来の説で論じられていたよりも強かったと主張する一連の著作で知られる。近年は、ヨーロッパ・オリエントの封建制と日本中世の封建制との比較研究もおこなっている。

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