三島由紀夫と能楽

出版时间:2012  出版社:勉誠出版  

内容概要

戦後の希望(虚妄)に対峙しつづける三島由紀夫は、能楽の「生の否定」を華麗に脱構築し、救済を拒絶し絶望の美的結晶体と化した者たちの疾駆するドラマ『近代能楽集』を書く。
現代にこそ鮮烈によみがえる三島由紀夫―「生きづらさ」を生きぬくポスト・セカイ系世代の新鋭による初の三島=能楽論。

作者简介

田村景子[タムラケイコ]
1980年、下関生まれ。前橋で育つ。横浜の桐蔭学園高等学校から、早稲田大学第一文学部へ。同大学大学院文学研究科修士課程、同教育学研究科博士課程を修了。博士(学術、早稲田大学、2012年)。「近代・現代文学と能楽」研究を軸に、三島由紀夫、泉鏡花、郡虎彦から石牟礼道子、夢枕獏、現代演劇までを視野に入れる。生粋の「エヴァンゲリオン」世代で、アニメ、マンガ、ライトノベル論もてがける。現在、早稲田大学文学部、亜細亜大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

书籍目录

第1部 近代における「能楽」の発見から三島由紀夫の能楽受容まで(近代における能楽表象―国民国家、大東亜、文化国家日本における「古典」として;三島由紀夫の能楽受容―「言葉の優雅」から「実際の行動」まで)
第2部 『近代能楽集』、全作品を読む(能楽における「生の否定」の発見「邯鄲」論;絶望のもう一つ先の「美」へ「綾の鼓」論;認識者と実践者、その葛藤の帰趨「卒塔婆小町」論;救いなき死の受容「葵上」論;不幸と狂気の美的結晶体「班女」論;滅亡前の雨降る暗がりへ「熊野」論;「この世のをはりの焔」は消えない「弱法師」論;切り捨てられた供養「源氏供養」論)

图书封面

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