知覚の現象学 1

出版时间:1967年11月30日  出版社:みすず書房  作者:モーリス・メルロ=ポンティ  译者:竹内芳郎,小木貞孝  
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内容概要

本書はフランス・レジスタンス運動のなかから生まれた知的記念碑の最大のものの一つであり、パリ解放後1945年に公刊、戦後思想の根底に深い影響力を与え、さらに現在及び未来にたいする力強い放射力は測りがたいものがある。メルロ=ポンティにとって、生きられ、経験された世界にふさわしい記述は、西欧の二大思想潮流である経験主義でも主知主義でも与えることができなかったものである。経験主義は、著者によれば、哲学における原子として、心理学における行動主義として現われた。主知主義は著者においては、哲学上の観念論、心理学における内省主義であった。
現象学は、世界の神秘と理性の神秘とを開示することを任務とする(グスドルフ)。世界や歴史の意味をその生れ出づる状態において捉えようとする意志において、その注意と驚異において、意識化のきびしい要求において、現象学はまさにバルザック、ヴァレリー、セザンヌの作品と同一のジャンルに属するものであり、同じような不断の辛苦なのであった。実存の両義性にもとづく生きられた緊張の世界は、著者の極度に繊細で、柔軟な記述によって、はじめて我々に身近かなものとなったのである。全2冊。

作者简介

モーリス・メルロ=ポンティ
Maurice Merleau-Ponty
1908年フランスに生まれる。1926年エコール・ノルマル・シュペリュール入学。在学中サルトル、ボーヴォワール、レヴィ=ストロースらと知り合う。1930年哲学教授資格試験に合格。その前年にフッサールのソルボンヌ講演、1935-39年には高等研究院におけるコジェーヴのヘーゲル講義を聴講。ルーヴァンのフッサール文庫に赴き、遺稿を閲覧したのは1939年。第二次大戦中は従軍・レジスタンス活動を経験した。1945年、学位論文として同年刊の『知覚の現象学』および『行動の構造』(1942)を提出、博士号を受ける。1946年、サルトルらとともに「レ・タン・モデルヌ」創刊。1948年リヨン大学教授、1949年パリ大学文学部教授を経て、1952年コレージュ・ド・フランス教授に就任。1961年、パリの自宅で執筆中、心臓麻痺のため死去。著書『ヒューマニズムとテロル』(1947)『意味と無意味』(1948)『弁証法の冒険』(1955)『シーニュ』(1960)など。没後『見えるものと見えないもの』(1964)『世界の散文』(1969)、コレージュ・ド・フランス講義録などが刊行されている。
※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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