歌舞伎―“通説”の検証

出版时间:2010/04/15  出版社:法政大学出版局  作者:今尾哲也  

内容概要

語りと演劇―義太夫狂言について考える
歌舞伎における“世界”の崩壊
『四谷怪談』は“kizewa”か“時代物”か
歌舞伎座の定式幕
術語としての“時代”
なぜ『出世景清』か―初期五段構成浄瑠璃の読み解きについて
二代目市川左團次―概論風に
●内容紹介(版元ドットコムより)
八代目坂東三津五郎に導かれて歌舞伎学を学んだ院生時代から現在まで、歌舞伎研究における〈通説〉の検証をライフワークとしてきた著者の挑戦的論集。「語りと演劇」「歌舞伎における〈世界〉の崩壊」「歌舞伎座の定式幕」「術語としての〈時代〉」「二代目市川左團次」などの論考を通して、多くの〈通説〉が根拠のない〈謬説〉であることを明らかにし、〈通説〉に安住する学界に警鐘を鳴らす。〔演劇・文学〕
●目次(版元ドットコムより)
語りと演劇──義太夫狂言について考える  1
歌舞伎における〈世界〉の崩壊  47
『四谷怪談』は〈kizewa〉か〈時代物〉か  87
歌舞伎座の定式幕  123
術語としての〈時代〉  149
なぜ『出世景清』か──初期五段構成浄瑠璃の読み解きについて  173
二代目市川左團次──概論風に  191
初出一覧  207
あとがき  209
大学院在学中から、努めて〈通説〉に対する〈検証〉を事としてきた私ではあったが、個々の事例を連続して〈検証〉の対象としたのは、初めてである。まだいくらも〈検証〉すべき通説は残っていようが、ひとまず、歌舞伎の「学」にはどのような入り口から入るのが有効か、そもそも「学」の根底には言葉(用語)に対する細心の心遣いがあるべきではないかという私の問題意識を世の人々に訴えるためには、これだけでも十分過ぎるほど十分であると思い、稿を連ねて擱筆する次第である。(「あとがき」より抄録)
●版元からひとこと(版元ドットコムより)
単なる歌舞伎研究ではなく、学問のありかたや研究方法にも言及した挑戦的論考です。

作者简介

今尾哲也[イマオテツヤ]
1931年、満州国大連に生まれる。1947年8月より6世坂東蓑助(後、8世坂東三津五郎)に師事、歌舞伎学を学ぶ。1953年、同志社大学文学部英文学科卒業。1957年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1960年、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1996年、早稲田大学より博士(文学)。杉野女子大学助教授、玉川大学教授、同大学学術研究所教授、武蔵野女子大学教授等を歴任。この間、1971年に「日本演劇学会河竹賞」、1993年に「芸術選奨文部大臣賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

图书封面

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