おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2

出版时间:2011-7-7  出版社:マガジンハウス  作者:村上春樹,大橋歩  
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内容概要

1、人の悪口を具体的に書かない 2、言い訳や自慢をなるべく書かない 3、時事的な話題は避ける。これが村上春樹さんがエッセイを書く時に自ら課したルールだそうです。そんな法則に則って書かれた、どうでもいいようだけど、やっぱりどうにも読み過ごすことが出来ない、心に沁みる興味津々のエピソード。究極のジョギング・コース、オキーフのパイナップル、ギリシアの幽霊、あざらしのくちづけ、、、、うーん、なるほど。いやあ、ほんとに。マッサージのように、心のこりをときほぐしてくれるハートウォーミングな語り口。それに彩りを添えてくれるのは、大橋さんの美しい銅版画。10年ぶりに帰ってきた、アンアン連載の伝説のエッセイ『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』。村上さん曰く「“日本でいちばんおいしいウーロン茶”を目指して書いた」エッセイ。肩の力を抜いて、気楽にご賞味ください。

作者简介

村上春樹/1949年1月12日生まれ。 小説家、早稲田大学卒業後ジャズ喫茶の経営を経て、1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。 1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーになる。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など。日本国外でも人気が高くフランツ・カフカ賞を受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補と見なされている。デビュー以来翻訳の活動もしており、フィッツジェラルドの諸作品やレイモンド・カーヴァー全集のほか、チャンドラーなど多くの訳書がある。
大橋歩/イラストレーター。1940年、三重県生まれ。多摩美術大学卒業。'64年、「平凡パンチ」の表紙イラストでデビュー。その後、雑誌や単行本、広告など、 多様なジャンルで活躍。'02年、企画編集・取材・ 撮影をすべて自身で行う雑誌『アルネ』を創刊。

书籍目录

前書き    村上春樹    2
野菜の気持ち    10
ハンバーガー    14
ローマ市に感謝しなくては   18
パーティが苦手      22
体型について        26
エッセイは難しい     30
医師なき国境団     34
ホテルの金魚       38
アンガー・マネイジメント  42
シーザーズ・サラダ      46
いわゆるミート・グッドバイ  50
オリンピックはつまらない    54
右か左か           58
究極のジョギングコース    62
夢を見る必要がない        66
手紙が書けない        70
オフィス・アワー      74
無考えなこびと      78
やあ暗闇、僕の旧友     82
三十歳をすぎたやつら    86
オキーフのパイナップル    90
まるで豹のように     94
もうやめちまおうか    98
悪魔と青く深い海のあいだで   102
タクシーの屋根とか        106
ちょうどいい         110
新聞ってなに?     114
コミュニケーションって必要なんだ  118
月夜のキツネ       122
太宰治は好きですか?    126
他人のセックスを笑えない   130
本が好きだった     134
携帯電話とか、栓抜きとか   138
キャラメル・マキアートのトール   142
おいしいカクテルの作り方    146
あざらしのくちづけ     150
うなぎ屋の猫       154
ガラスの家に住む人は    158
ギリシャの幽霊     162
お一人様の牡蠣フライ   166
自由で孤独で、実用的ではない   170
おおきなかぶ     174
こっちのドアから入ってきて   178
アボカドはむずかしい    182
スーツを着なくちゃな   186
並外れた頭脳     190
『スキタイ組曲』を知っていますか?  194
決闘とサクランボ     198
カラスに挑む子猫    202
男性作家と女性作家   206
ジューン・ムーン・ソング  210
ベネチアの小泉今日子    214
あとがき挿絵をさせてもらって     大橋歩  220

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