BOOKS ON JAPAN 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌

出版时间:2012-10  出版社:ビー・エヌ・エヌ新社  作者:森岡 督行 (著)  

内容概要

──世界へ向けられた日本のグラフィズム、その開展と結実。
本書では、1931年から1972年までに出版された日本の対外宣伝グラフ誌を106点選び、刊行年ごとにその表紙と中ページを掲載、制作背景やスタッフなどの概要を紹介しています。本書でいう対外宣伝グラフ誌とは、日本工房『NIPPON』や東方社『FRONT』に代表されるような、国家の政治的、軍事的方針や文化水準を直接宣伝している本の他に、欧文で制作された観光宣伝、輸出製品のカタログ、博覧会のカタログ、オリンピック案内の類も対象としています。
こうした国家や大企業の主導で企画された対外宣伝グラフ誌の制作には、充実した印刷設備が用いられ、日本の写真・グラフィックデザイン史のなかで重要な仕事を残した才気あふれる人材が登用されています。例えば『NIPPON』では名取洋之助、河野鷹思、山名文夫、亀倉雄策、熊田五郎、土門拳、藤本四八。『FRONT』では林達夫、原弘、多川精一、木村伊兵衛、渡辺義雄、濱谷浩などが参加。また輸出製品や観光・文化宣伝のカタログ・冊子には、藤田嗣治、横山大観、佐野繁次郎、棟方志功、岡本太郎などの画家・芸術家、小石清、植田正治、東松照明、石元泰博、細江英公、二川幸夫などの写真家、北園克衛、岡秀行、花森安治、永井一正、粟津潔、田中一光、杉浦康平、細谷巌などのアートディレクター・グラフィックデザイナーが起用されています。その結果、完成した誌面では、世界の潮流を組み込んだ日本独特のグラフィズムが展開されました。
対外宣伝グラフ誌の誌面・エディトリアルデザインには、刻々と変貌していった日本の姿が報道写真や広告記事を通して如実にあらわれています。その時代を生きた人々、存在した都市、あるいは支配した思想が克明に記録され、時を経た現在でも強烈なパワーを放ち続けています。現在に生きる私たちだからこそ、その時代がつくりあげた視覚メディアの意義を俯瞰することができ、その今日までの発展を考察することができるはずです。

图书封面

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