小津安二郎名作映画集10+10 〈第7巻〉 秋刀魚の味

出版社:小学館  作者:山内静夫  

内容概要

映画「秋刀魚の味」「出来ごころ」
「秋刀魚の味」(昭和37年)は、妻に先立たれた初老の父親(笠智衆)が、一人娘(岩下志麻)を嫁に出すまでを描き、「晩春」(本シリーズ第2巻収録)のリメイクとも評される作品です。しかしながら、本作が喜劇としても高い評価を受けているのは、本筋に盛り込まれた挿話の秀逸さにあります。
東野英治郎と杉村春子演じるうらぶれた父娘の会話や、笠、加藤大介、岸田今日子が軍艦マーチに合わせて笑顔で敬礼を交わすシーンは、おかしくてほろ苦い名場面です。小津円熟の手腕が光る遺作となりました。
「出来ごころ」(昭和8年)は、「喜八」という人情に厚い男が主人公の「喜八もの」シリーズ第一作。サイレント作品で、主演は戦前の小津作品常連の坂本武。
解説本は、岩下志麻、小栗康平監督の2大インタビュー、「秋刀魚の味」のロケ地である東急池上線石川台駅、川崎球場の当時と現在などを収録。

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