深夜特急〈1〉香港・マカオ

出版时间:1994-3-25  出版社:新潮社  作者:沢木 耕太郎  
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内容概要

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く  。ある日そう思い立った26歳の<私>は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、町の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや・・・。一年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!
[対談]出発の年齢(山口文憲×沢木耕太郎) 収録

作者简介

1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年には『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。常にノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995(平成7)年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表。
2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2002年から2004年にかけて、それまでのノンフィクション分野の仕事の集大成『沢木耕太郎ノンフィクション』が刊行され、2005年にはフィクション/ノンフィクションの垣根を超えたとも言うべき登山の極限状態を描いた『凍』を発表、大きな話題を呼んだ。

书籍目录

第1章 朝の光
・フラッシュバック的に、インドのニューデリーからパキスタンへ発つときの話。そのためにあやしいタクシーに乗る話
第二章 黄金宮殿
・日本から航空券を買って香港へ。機内で白人の初老の男性と会話。聖書の販売をして世界をまわっているという。
・香港について見ず知らずの男に「黄金宮殿」という名の安宿を紹介される。実は貫禄のある女主人がとりしきる連れ込み旅館だった
・街を歩き、食道で学生風の若者、張と知り合いになる。国境を案内してもらう。
・若者5人組と知り合いになり食事。スシを食べに行ったら彼らの口にあわなかった話。
・チークダンス(?)がジャパニーズ・スタイルと呼ばれている話
・元ペンキ屋の貧しい青年におごってもらう話。
・ペナンの女は最高という船乗り
・宿に出入りしている女に占いをしてもらう話
・アバディーンの水上生活者の子供たちと遊ぶ話
第三章 賽の踊り
・マカオでカジノに熱中し、あやうく旅費を失いそうになる話
・カモのふりをしてディーラーに乗せられたように見せ、勝ち逃げする姉妹の話
対談 出発の年齢(山口文憲との対談)

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