関東足利氏と東国社会

出版时间:2012-4  出版社:岩田書院  作者:佐藤博信  

内容概要

『中世東国の政治構造』『中世東国の社会構造』(中世東国論1・2、小社刊、2007年)に続き、今回は編者の千葉大学退職を機に、中世房総史・中世東国史を広い視野から考察し、考古学や歴史地理学などの隣接接学の成果も取り入れ、全2冊の論集として刊行する。
本巻には下巻として、関東足利氏や鎌倉府に関する論考14編を収録。

书籍目录

第Ⅰ部 鎌倉府の政治機構
中先代の乱と鎌倉将軍府 阪田 雄一
鎌倉府奉行人の基礎的研究 植田 真平
鎌倉府及び関東管領家奉行人奉書に関する一考察 松本 一夫
室町幕府・関東足利氏における町野氏 木下  聡
南北朝・室町期における東国武士受給感状の特質 石橋 一展
白旗一揆と鎌倉府体制
-十五世紀前半を中心として- 呉座 勇一
足利氏御一家考 谷口 雄太
第Ⅱ部 戦国期の関東足利氏
「戦国」期上剋下論
-対面時武器携行状況と中世人の心性の視点から- 久保 賢司
享徳の乱前後における貴種足利氏の分立 戸谷 穂高
戦国期関東における府中の一様態
-古河公方の動向から- 長塚  孝
関東享禄の内乱 黒田 基樹
廃棄された威信財-葛西城本丸出土遺物から- 谷口  榮
足利藤政再考 田中 宏志
古河公方の自筆文書に関する基礎的考察
-古河公方研究の深化のために- 佐藤 博信

图书封面

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